コスパ最強!自分にあった5万円以下で買える学生におすすめアコギ(アコースティックギター)初心者編

アコースティックギター
この記事を書いた人
あさゆり

学生の頃からギターを始め、音楽学校(ギター科)を卒業。
バンド活動と並行し企業への楽曲提供なども行う。
のちにメジャーアーティストとの共演や大手音楽出版社への楽曲提供、クラブDJの活動を経て現在はITエンジニアをこなす傍らピアノ演奏、音楽クリエイターとして活動中。
これからギターや音楽を始める方へ経験から基づく記事をアップしていきます。

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学生、初心者が選ぶ自分にあったコスパ最強おすすめギター!!

学生向けコスパ最強のアコースティックギター徹底解説!!

この記事では、初心者や学生に向けたコスパ最強のアコースティックギターについて徹底解説をしたいと思います。『ただ安いから、なんとなくこれを選んだ』では自分にあったものとはいえません。長く続けるにはコスパよく自分の身体に合ったものを選ぶ必要があります。ここで紹介するギターは品質とコストのバランスがよく長く使えるモデルです。主に始めたばかりの方、初心者向けの内容となってますので是非、最後まで見てください。

学生や初心者が選ぶ際に意識しておくこと3つとオススメギター

ギターを選ぶときに大きく3つを意識すること。そして『4.オススメギター』から自分にあったギターを探してみてください。

  1. 弾きやすさ
  2. 価格
  3. 音質のバランス
  4. オススメギター

その他、音質についても記載してます。

弾きやすさ

弾きやすさとは、ギターを演奏する際の身体的・技術的な負担が少ないことを意味します。特に初心者や学生にとって、弾きやすいギターは「続けやすさ」に直結します。以下に具体的なポイントを紹介します。

弦高が低い
  • 弦高(げんこう)は「弦と指板の間の高さ」のこと。
  • 弦が高すぎると、弦を押さえるのに力が必要で、指が痛くなりやすい。
  • 弦高が適切に低いと、軽い力で音が出せる初心者でもコードが押さえやすい。
ネックの太さや形が手に合う
  • ネックが太すぎると、小さい手ではコードを押さえにくい。
  • 初心者向けモデルは、細め・薄めのネックが多く、押さえやすく疲れにくい。
ボディサイズがちょうど良い
  • 大きすぎると、構えにくくて疲れる(特に小柄な人・女性など)。
  • 初心者には、やや小さめのボディ(フォークサイズなど)が好ましい。
弦の種類・素材
  • スチール弦(一般的なアコギ)はやや固めだけど、ライトゲージなど柔らかめにすると押さえやすい。
  • ナイロン弦(クラシックギター)はさらに柔らかく、指が痛くなりにくい。
作りの精度(品質)
  • ネックが反っていたり、フレットが尖っていたりすると、指が痛くなったり音がビビったりする
  • 信頼できるブランド・モデルは、仕上がりが丁寧でストレスが少ない。

価格

アコースティックギターの価格帯とその特徴をわかりやすく整理します。初心者・学生が無理なく購入できて、かつ後悔しない価格帯を中心にまとめました。

1万円未満:おすすめしないゾーン
  • おもちゃのような品質も多く、チューニングが安定しない
  • 弦高が高くて弾きづらく、すぐ挫折しがち
  • 見た目だけで「音や演奏性は犠牲になっている」ことが多い
1万~3万円:エントリー向けの実用モデル
  • ヤマハ F310、S.Yairi YD-01などコスパの高い定番モデルが多い
  • 弦高・音・作りのバランスが良く、初心者に最適
  • 初めてでも安心して始められる
    🎸最初の1本として最もおすすめの価格帯
3万~5万円:長く使える高コスパ帯
  • ヤマハ FS800、Fender CD-60S、Morris Fシリーズなど
  • より良い木材や構造で音質・弾きやすさがグッと上がる
  • 中級者になってもそのまま使い続けられるレベル
    🎸本気で続けたい人、少し良いものを選びたい人におすすめ
5万円以上:中級者~プロ向けの領域
  • 単板トップ(ソリッドトップ)など上質な素材
  • 音の深みや響きが格段に良くなる
  • ブランドによっては趣味・所有欲も満たせる
    🎸初心者でも予算があればアリだが、店頭で試奏は必須

音質のバランス

音質のバランスというのは、ギターの低音・中音・高音のバランスがどう整っているか、ということです。初心者や学生が選ぶときに迷わないよう、わかりやすく説明します。

音質バランスってどういうこと?

アコギは「ドン・シャリ系(低音と高音が強調)」や「中音重視(暖かくまとまった音)」など、モデルによって音の傾向が違います。

初心者にとってバランスが良い音とは?
高音がきらびやかすぎない
  • あまりにシャリシャリした音は耳に痛く感じることも
  • 落ち着いた高音の方がコード弾きに向く
低音がボワつかない
  • ボワボワした低音は輪郭がぼやけ、聴きにくい
  • 程よく締まった低音がベター(Fender CD-60Sなど)
中音域がしっかりしている
  • 歌の伴奏やコード弾きでは中音が聴き取りやすい方が良い
  • ヤマハのFSシリーズなどは中音がクリアで扱いやすい

オススメアコースティックギター

ヤマハFS800
小ぶりなボディで構えやすく、弾きやすい
  • 一般的なドレッドノート型よりもやや小型(フォークタイプ)
  • 女性や小柄な方でも無理なく構えられる
  • 長時間弾いても疲れにくいのが大きなメリット
初心者でも押さえやすい設計
  • ネックが細めで、コードを押さえるのがラク
  • 弦高(弦の高さ)も高すぎず、指が痛くなりにくい
  • 「最初の1本で挫折しにくい」設計になっている
音質がバランスよく、弾いて気持ちいい
  • 高音が明るく、中音がしっかりしていてコードの響きがキレイ
  • 単板トップ(ソリッドスプルース)なので、音がしっかり鳴る
  • 弾きこむほどに音が育つ=長く楽しめる

弾きやすさを追求した設計
  • オーケストラ(フォーク)サイズの小ぶりなボディで、女性や小柄な方でも構えやすく、長時間の演奏でも疲れにくいです。
  • ネックはやや薄めで握りやすく、弦長632.5mmの設計により、コードの押さえやすさが向上しています。
  • ナット幅は43mmで、初心者でも無理なくフィンガリングが可能です。​
バランスの良い音質
  • トップ材にはスプルース、バックとサイドにはマホガニーを使用しており、明るく抜けの良い高音と、温かみのある中低音が特徴です。
  • コードストロークやアルペジオでも音の粒立ちが良く、歌の伴奏にも適しています。
高いコストパフォーマンス
  • 装飾を最小限に抑えたシンプルなデザインながら、Graph Tech製のNUBONEナットとサドルを採用し、音質と演奏性を向上させています。
  • 価格は約3万円前後と手頃で、ソフトケースも付属しており、初めての一本として最適です。​
S.Yairi YD-01
バランスの良い音質

YD-01は、ドレッドノート型のボディを採用しており、低音から高音までバランスの取れた音質が特徴です。​これにより、ストロークやアルペジオなど、さまざまな演奏スタイルに対応できます。​特に、歌の伴奏やソロ演奏において、豊かな音色を楽しむことができます。

初心者に優しい設計

YD-01は、初心者でも扱いやすいように設計されています。​ネックの形状や弦高が適切に調整されており、コードの押さえやすさやフィンガリングのしやすさが向上しています。​また、耐久性にも優れており、長期間使用しても音質が変わりにくい点も魅力です。

高いコストパフォーマンス

YD-01は、手頃な価格帯でありながら、品質の高い素材と丁寧な作りが特徴です。​これにより、初心者が最初の一本として選ぶのに最適なモデルとなっています。​また、デザインもシンプルで飽きが来ず、長く愛用できるギターです。

Fender CD-60S
豊かな音量とバランスの取れた音質

CD-60Sは、ドレッドノート型のボディを採用しており、豊かな音量と奥行きのあるトーンが特徴です。​スプルース単板のトップとマホガニーのバック&サイドにより、明るく抜けの良い高音と、温かみのある中低音がバランスよく響きます。​これにより、コードストロークやアルペジオなど、さまざまな演奏スタイルに対応できます。

初心者に優しい「Easy-to-Play」ネック

CD-60Sは、初心者でも扱いやすいように設計された「Easy-to-Play」ネックを採用しています。​ネックの形状や弦高が適切に調整されており、コードの押さえやすさやフィンガリングのしやすさが向上しています。​また、指板のエッジを丸く整えることで、演奏中の快適さが増しています。

高いコストパフォーマンスと付属品の充実

CD-60Sは、手頃な価格帯でありながら、品質の高い素材と丁寧な作りが特徴です。​さらに、ギター本体に加えて、ピック、ストラップ、予備の弦、ソフトケースなど、演奏に必要なアクセサリーが付属しており、初心者がすぐに演奏を始められるセットとなっています。

James-J500A
弾きやすさを追求した設計
  • ナット幅42mm、スケール638mm:​やや細めのナット幅と短めのスケールにより、手の小さい方でもコードが押さえやすく、演奏中の負担が軽減されます。 ​
  • ラウンドエッジ・フレット:​フレットの両端を丸めた加工が施されており、指の移動がスムーズで、長時間の演奏でも快適です。 ​
  • アジャスタブルサドル:​工具を使って簡単に弦高調整が可能で、自分好みのセッティングに合わせられます。
バランスの良い音質とピックアップシステム
  • シトカスプルース単板トップ:​明るく抜けの良い高音と、温かみのある中低音がバランスよく響きます。 ​
  • オバンコールのサイド&バック:​豊かな音量と深みのあるトーンを実現し、ストロークやアルペジオなど、さまざまな演奏スタイルに対応できます。 ​
  • Jamesオリジナルピックアップ:​アンダーサドル・ピエゾタイプのピックアップを搭載しており、生音の再現性に優れ、ライブや録音でも活躍します。

まとめとポイント

初心者がまず気にすべきなのは「弦高」と「ネックの握りやすさ」です。弾きにくいギターを選んでしまうと、最初の数週間で挫折しやすいので、可能なら楽器店で実際に手に取ってみることをおすすめします。

レベル価格帯コメント
エントリー1万~3万円最も安心して始められるゾーン
ステップアップ3万~5万円続ける気がある人に強くおすすめ
ハイグレード5万円以上音や所有感を重視するなら選択肢

「音が派手すぎない」「低音と高音がケンカしない」「中音がしっかり」は初心者に最適

フォークサイズかドレッドノートの小型を選ぶと👍

店頭で「コードを弾いてみて、全部の音がちゃんと聞こえるか」確認するのもおすすめ。

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